1R
飛び出した岡本(総)を叩きに、村上(直)が出る。岡本は突っ張り、村上と競う。村上の番手に岡本が収まり、本来の番手水書が競り合いに動いた。弾かれた水書が落車し、後続車の本線・雨谷を巻き込み芽を摘んだ。岡本は一着を取ったが失格。繰り上げで村上(直)に続き、岡本番手の坂上・三番手若松が入着。村上(直)・坂上・若松、2-7-4。
2R
高瀬が前へ踏み込み、力尽きる覚悟の逃げで攻める。吉田(裕)が番手捲りで飛び出した。佐藤(和)が、高瀬ラインに付いた野口の乱れを見切り、インから吉田に食らいつく。佐藤がインから伸びきり一着、外に流れた野口が踏み込み二着。三着は吉田の後ろから岡本(大)、5-2-4。
3R
木村が先行、後方八番手から最初に捲りを打ちにいった吉本。吉本と番手間に、やや口が開き、切り込んだ伊藤(信)。吉本を巧みに風除けにしながら、加速し捲り出ていった。他選手は、脚力の差を見せつけられ、離されて決着。伊藤(信)・布井・吉本、2-7-1。near miss
4R
藤田が前段へ、踏み込んでコーナーで膨らんだところを鈴木(庸)がインへ動く。藤田の番手を鈴木が狙い、競り合う。度重なる競りを制した鈴木が藤田の後ろへ。石丸も捲りを打って後方から伸びるが、加速がやや足らず。鈴木が最終コーナーで飛び出したが、鈴木番手の飯嶋が一着。続き鈴木、藤田。3-9-4。
5R
神田(龍)が先行、番手愛敬が服部を牽制する中、飛び出した小原。小原の勢い止まらず、躍進。小原がライン連れ込み、決着。一着は小原番手の石毛が差した。石毛・小原・原、5-2-1。
6R
簗田は予定通り、先行姿勢。森田が死に駆けのような飛び出しを見せる。簗田は四番手に収まり、もう一度踏み込む力を残していた脚を発揮。一躍トップへ、ラインを連れ込み、ライン順に決着。3-1-7。near miss
7R
先行目指し飛び出した蒔田、蒔田の後ろでは戦乱、番手争い。山本(奨)が番手で競り合い脱落した所に、後方から小嶋。前が開けた小嶋が捲り、小嶋の番手から岩本が差し切った。岩本(和)・小嶋・三浦、7-1-9。
8R
萩原の飛び出しを叩いていくのは、山岸。此処でも、番手争いは繰り広げられる。山岸番手の江連は早々リタイヤ。上田が捲りを打つが、思うように伸びず。山岸が逃げ切り、続き萩原番手の佐々木、最後に萩原。7-9-1。
9R
前に動いた川口、後方から太田が飛び出す。太田を捉える事は、誰も出来ず。太田が逃げ切りラインで決着。太田・松本・小原、2-5-8。near miss
10R
早坂の後ろを狙い打った坂本(亮)、岩本が打鐘から攻め上げる。坂本が先に捲りを打ち、後ろから原田が加速する。早坂が奮闘し、思うように坂本・原田に捲らせない。早坂絶好調、最後に番手から伏見と小野が飛び出して決着。伏見本来の脚力を見せた。原田が伸び続け入着。伏見・小野・原田、6-4-7。伏見は前に居ればやってくれる選手であった為、着目して当てた方はおめでとう。
11R
佐藤が後方から踏み上げる。渡邊(雄)は、引いて四番手に。早めに捲りを仕掛けたのは高橋(和)、渡邊も合わせるように踏み、高橋と競い合う。それでも尚、高橋は踏み抜く。高橋番手の金子(貴)が高橋の勢いに乗り飛び出る。混戦になりながらも飛び出した、金子と高橋。そして最後に飛び出してきたのは、レースに恵まれた男・黒田。黒田は他選手の外への動きからインを攻め抜け出した。金子・高橋・黒田、3-9-4。
12R
前を取りに動いた長島、中段からの捲り狙いの姿勢。新山が叩いて出る、長島の狙い通りか。阿竹が後方八番手から、早めに捲りを仕掛ける。長島も飛び出し、阿竹に風受けが出来る形に。阿竹が今度こそは新山を捉えるかと思われたが、後方からの攻めで脚を使い、もう一度踏み抜く力は残っておらず。新山のラインで決着、渡邊・新山・武田、7-1-8。無事的中。